無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 心のケア-子供編-   

さて、
本日は、被災後に子供に現れる症状とその対処法を書いていきます。
こちら
から、引用させていただきました。
※少し改変しています。



被災後にお子様達によく現れる状態と、
それらに対して皆様がどのように関わっていけばよいかを挙げてみました。


◎乳児の場合

・ 夜泣き

・ 寝付きが悪い

・ 少しの音にもびくっとしたり泣いたりする

・ 表情が乏しくなる

生活が変化することや、おとなが不安になっていることなどによって、
こども達の生活にも影響が出る場合があります。

おとなが落ち着いた時間を持ち、こども達にやさしく話しかけたり、
抱っこするなどスキンシップをとることが大切です。


・ 発熱

・ 下痢

・ ミルクの飲みが悪い

上記のような症状が出たときは、脱水状態にもなりやすいので、
すぐに医療者に見てもらいましょう。




◎幼児~学童(低学年)の場合

・ 赤ちゃん返りがみられる

・ 指しゃぶり

・ おねしょ

・ おもらし

・ 抱っこをねだる

・ 親から離れない

 これらの状態が、被災前と比べて増えていませんか?


・ 食欲低下

・ 落ち着きがない

・ 無気力、無感動、無表情

・ 集中力低下

・ チック

・ 頻尿、おもらし

・ 自傷行為(爪かみ、髪の毛を抜く、など)

・ 泣く、怒りやすい、聞き分けがなくなる、突然暴れるなど

・ “いつも”とは異なった行動

・ 震災ごっこ、積み木崩し、暴力的遊びなど

・ パニック行動(以前に体験した時と似たような場面に出会うと、パニック状態になる)

 被災前に見られなかったような症状が出ていませんか?


上にあげたようなこども達の震災後の行動に、ご家族の皆様も、
とまどわれることも多いと思います。しかし、被災したこども達には、よく現れる反応です。
お子様の日常生活に影響がある場合以外は、次のように関わりながら様子をみましょう。



一緒に遊んだり、話をしたり、抱きしめて「大丈夫」と伝えることも大切です。
ごっこ遊びなど、子どもが言葉で表現できない気持ちを、遊びで表現して消化しようとしている場合もあります。
絵を描いたり、ブロックや、ぬいぐるみなどのおもちゃを使って一緒に遊ぶことも、
こどもの気持ちを発散させるのに有効です。


また、他の子どもたちと一緒に遊ぶことも有効ですが、
無理に親・家族から引き離すようなことは、こどもにとって不安となることがありますので、
こどもに聞いてみましょう。

どの項目でも何回も出てきたり、
長く続いたり、程度がひどい場合には、医療や心理・教育などの専門職にみてもらう必要があります。



◎学童(高学年以上)の場合

・ 食欲低下

・ 落ち着きがない

・ 無気力、無感動、無表情、集中力低下

・ 爪かみ、チック

・ 頻尿、おねしょ、うんちができない

・ 睡眠障害、疲労感

・ 感情失禁(泣きやすい、怒りやすい)

・ 聞き分けがなくなる、突然暴れるなど、“いつも”とは異なった行動

・ 幼児返り(指しゃぶり、幼児言葉)

・ ケンカ、ものを破壊する

・ フラッシュバックのようなパニック行動

・ ぜんそく発作

・ じんましん

・ 円形脱毛

・ ことばがうまくでてこない

・ よい子すぎて気になる子

・ がんばりすぎる子

・ 無口な子


言葉による表出やコミュニケーションがとれるようになりますが、
低学年では幼児と同じ様な反応がみられます。

おとな達が忙しく働くかたわらで手伝えないこども達は、
孤立した感覚をもったり、落ち着かない様子がみられることがあります。
こども達にできる仕事を作るなど、
役割を見いだし、家族の一員、あるいは、避難先の生活でのお手伝いができるように計画します。
こどもが安心して、安全に果たせる仕事を見いだすことが大切です。


物を投げる・壊すといった破壊的な遊びをすることもあります。
人に危害を加えるような遊びでない限り、やめるように注意するのではなく、
違う遊びに誘うように声をかけるとよいでしょう。
一方で、無理につらい気持ちを表出させることは控えなければなりません。
年齢の大きなこどもになると、体験を話したり共有したりすることを、
会話だけではく、日記や絵を描くことなどで気持ちが整理できることがありますので、
それができる物を与えたり、工夫したりすることができるとよいでしょう。

学校が始まったら、学校に行ってお友達や先生達と話したり遊んだりすることで、
お子様のストレスも軽減されることがあります。
しかし、無理やり学校に行かせると、お子様がさらに不安になることもあります。
お子様の様子について気になる場合は、学校の先生とも連絡をとって相談しましょう。


親であるおとな達は、こども達に心配させないようにと考えて、何も伝えないようにしがちですが、こども達に何がどのような状況になっているか、大人がどうしようとしているのかを、わかりやすく説明することも大切です。
それによって、こども達も家族の一員として、大切にされていると感じることができると思います。



また、こども達は大人社会の状況がある程度理解できるため、言いたいことを言わずに我慢したり、迷惑をかけないよう気を遣い、自分の感情をため込んでしまうこども達もいます。そのようなこどもには、「いろいろ辛いことがいっぱいあるけど、辛い気持ちの時は辛い、して欲しいことがある時はこれがしたいと言っていいよ、お話し聞くからね」など声をかけて、こども達が辛い気持ちをため込まないよう、少しずつでも気持ちを表に出せるようにする必要があります。


幼児でも、学童や思春期の子どもでも、集団での遊びやスポーツは、 
子ども達の気持ちの緊張を取ることができます。



どの項目でも何回も出てきたり、長く続いたり、程度がひどい場合には、医療や心理・教育などの専門職にみてもらう必要があります。


本日の心のケアのまとめは、子供編でした。
次回の心のケアは、
「実際に行われた心のケアと、年齢段階における症状の特徴とケアのあり方」を
まとめていきます!


<by太陽君、ふじこ>

by zemi21 | 2011-07-05 18:29 | 心のケア

<< 本日の活動内容 水曜日のゼミ >>