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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 阪神淡路大震災における子どもの心の病気について   

阪神淡路大震災のときにみられた、子どもの心の病気の一つに
「心的外傷後ストレス障害 (PTSD)」があります。

心的外傷後ストレス障害 (PTSD)について述べていこうと思います。
まず、精神的な特徴として大きく三つに分けられます。

一つ目:地震(ちょっとした振動)や炎などに対して強い不安を示す子ども。
    【「地震のことを話すこと・聞くことが嫌」、「地震の夢を見る」など強い拒否感を持って
      いて、その当時の不安・恐怖が根強く直接的な形で残っている。】

二つ目:気分が落ち込む、イライラする、頭痛・腹痛、食欲不振などの反応をおこす。
    【これが原因で、学校に行けない、喧嘩が多くなるなどがある。
     一つ目のグループの子ども達のように直接的な訴えは減っているが、明らかにスト
     レス性と思われる変化を残している。】

三つ目:「困っている人達を助けたい」、「自分よりも被害を受けた人達に申し訳ない」と強く
     考える子ども達。
    【この子ども達は、他者へのいたわりを持っているように見えながら、価値観に
     揺らぎがあり、自己の存在や立場に動揺している可能性がある。
     これは、実は「うつ状態」の人によくみられる考え方で、無事であった自分が
     「申し訳ない」、「何とかしないといけない」という過剰な気持ちになって
     自己をさいなむ傾向になる。】

このように、精神的な特徴として分けられるのですが、
心への影響は地震直後から心配されていました。ですが、このことが難しいのが、
地震直後の混乱状態の中では、”みな同じ状態であるため、あまり目立たないこと”、
また、”復興のさなかで気持ちが一丸となってまとまっているときは、比較的安定した状態を保つこと”などによって、実際に注目されかじめたのはそれぞれの生活がある程度安定してきてからのことになります。
先の調査にも、震災から離れるほど、実は精神的な問題が強く浮かび上がることを指摘しています。
生活が落ち着いてきて、ゆとりが出始めてきたころに、逆にそれまでこらえてきた不安や恐怖がじわじわとあらわれてきて病気の症状に気が付いてくるということになります。




以上のことを「心的外傷後ストレス障害」の症状として具体的にまとめました。
次の症状が当てはまります。

1.恐い体験を思い起こして再体験する。
 ときには、精神状態そのものが現在から離れ、恐怖体験の当時に戻ってしまう(フラッシュ
 バック)。

 ・突然、興奮したり、過度の不安状態(パニック)になる。
 ・突然人が変ったようになる。
 ・現実にないことを急に言い出す。
 ・悪夢を繰り返し見る。 etc


2.感情の麻痺、精神活動全般の低下

 ・表情の変化が少なく、ボーッとしている。
 ・話をしなくなったり、引っ込み思案になる。
 ・活動性が低くなり、生活習慣が変わってくる。
 ・記憶力、集中力が低下、学校の成績が落ちる。 etc


3.緊張状態の持続

 ・不眠
 ・必要以上におびえる。
 ・少しの刺激でも、過敏に激しく反応する。
 ・そわそわして落ち着きがなくなる。 etc


4.その他

 ・過度の罪悪感や無力感を持ち、気持ちが落ち込んでしまう。
 ・自分の身体を叩く、手に傷をつける(リストカット)などの、自傷行為。
 ・幼児語を使う、年齢不相応の甘え、赤ちゃんがえり。
 ・手や足が動かなくなる。意識を失って倒れる。身体の様々な痛み。
 ・吐き気、めまい、過呼吸(過喚起症候群)、ひん尿、夜尿、吃音など。 etc

といった症状がみられます。
引用元:
http://homepage1.nifty.com/gatagoto/1BanHome/ne/1banhom019.html



これは、阪神淡路大震災のときだけに限らず、様々なところでなってしまう心の病気です。
東日本大震災においても例外ではありません。


次回の更新は、心のケア・対応について、まとめていこうと思います。


<by太陽君>



 

by zemi21 | 2011-07-04 14:42 | 心のケア

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